成功するスライドを作るための3つのポイント~金子研における学生への最初の課題はスライドを使った自己紹介~

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金子研に配属になった学生に対する最初の課題についてです。

課題は、ひとりひとり自己紹介をするためのパワーポイントをつくり、発表をすることにしました。ちなみに、学生たちはスライド作りやスライドを使った発表がほとんど初めてという状態でした。

最初のスライド作り・発表練習が、研究の成果発表もしくは進捗発表ということもあるかと思います。ただ研究室に配属になった学生は、スライド作り・発表・研究のどれもはじめての状態であることが多いわけです。そこでわたしは、とりあえず話しやすい自己紹介を題材にして、最初はスライド作り・発表に集中してもらおうと考え、今回のような課題に設定しました。そして実際に発表してもらったところ、それぞれオリジナリティーあふれる素敵な自己紹介となったわけです。素晴らしい。

みんなの発表が終わったあと、わたしから伝えたのは下の3つだけでした。

1. メインは話であって、スライドはその補助としてのみ利用する

スライドはできるだけシンプルにすべきと思います。スライドに情報量が多いと、聞く人はスライドを見たりスライドの文字を読んだりするのに集中してしまい、話が耳に入らなくなってしまいます。なので、基本的には発表者が聞いてくれる人に話で伝えたいことを伝えることに注力し、スライドはその補助としてのみ使う、ということを伝えました。そのように心がけると、自然とスライドはシンプルになると思います。

2. 図もしくは文字のどちらかで表現すること、両方一緒に用いてはいけない

例えばスマホについて話すときに、スライドに『スマホ』と書いたり、スライドにスマホの図をはったりするのはよいですが、スマホの図をはってその下に(もしくは上に)『スマホ』と書くのはだめですよ、ということです。重複する情報をできるだけ省きます。これはスライドをシンプルにするための大原則です。

3. 著作権について注意する

引用元をしっかりと記載する、必要に応じて事前に許可を取る、とかそういうことです。

おわりに

学生たちに伝えたのは以上の3つだけです。それ以外のことは、各自が試行錯誤しながら、自分なりのプレゼンの方法を磨いていくものです。そこに正解はないと思います。

たとえば、

  • ストーリーを話す
  • 伝えたいことは最初と中間と最後に3回繰り返す

とか、よい発表にするためのコツは他にもいろいろと言われています。もちろんそれらも大事と思います。しかしわたしの意見は、そのようにしたほうが良いと言われたから気をつけてそうするのではなく、分かりやすい・伝えたいことを伝えられる発表にするよう心がけていたら自然とそのような発表になる、というのが望ましいということです。

そういったことから、スライド作りのポイントを上の3つにしぼったわけです。

ちなみに、学生には分かりやすいプレゼン資料をつくる方法として下のウェブサイトも紹介しています。これをどう活かすかは学生次第です。

他にもよいスライドの作り方をご存じの方がいらっしゃれば、twitter・facebook・メールなどを通して教えていただけるとうれしいです。

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