Datachemical LAB の利用者が順調に増えております。いつもご活用をいただきありがとうございます。これまで Datachemical LAB の内容・機能のお話をいたしました。
ケモインフォマティクス・マテリアルズインフォマティクス・プロセスインフォマティクスを行い、分子設計・材料設計・プロセス設計・プロセス制御する上で非常に重要な機能が搭載されていますし、引き続き新たな機能の開発も続けています。
一方、どんな高機能、そして多機能が搭載されていても、機能が自分で勝手に解析してくれるわけではありませんので、ある程度は機能を使いこなす知識・知見・技術が必要になってきます。逆に、知識・知見・技術が増えることで、より効果的に機能を使いこなせるようになります。
ただ、知識・知見・技術を身につけるための勉強自体は目的ではありませんし、知識を詰め込むだけに時間を使うよりは、一緒に実践力を身につけられる方が効率的です。そこで Datachemical LAB には、知識・知見・技術を実践力と一緒に身につけるための、実践的な練習課題があります。
これらの練習課題を Datachemical LAB で実施することで、自身の抱えている同様の問題に対してそのまま適用できたり、いくつかの練習課題で実施した内容を組み合わせることで別の応用的な問題に適用できたりします。もちろん、練習課題それぞれに、金子の解説動画があり、金子だったらどのように課題を解くか、ということを知ることもできます。なお、練習課題は数十個あり、もちろんすべての課題を解く必要はありませんが、多種多様な練習課題の中から自身の抱えている問題と近いものが見つかるはずです。
練習課題を解くなかで、Datachemical LABのすべての機能を使いこなし、ケモインフォマティクス・マテリアルズインフォマティクス・プロセスインフォマティクスを行い、分子設計・材料設計・プロセス設計・プロセス制御を実施する実践力が身につきます。Datachemical LABを使うにはまだ早いのではないか、最初は十分に勉強してからはじめないといけないのではないか、いきなりはデータ解析・機械学習による分子設計・材料設計・プロセス設計・プロセス制御はできないのではないか、と考えの方、Datachemical LABと一緒に学ぶことで同時に実践力もつきます。ぜひ合わせてご検討いただければと思います。
以上です。
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