新入生への9つのメッセージ

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毎年4月7日は明治大学の入学式+新入生歓迎会です。教員紹介における自己紹介の時間では短すぎて話せなかった、新入生へ向けた9つのメッセージをここに書きます。

1. 自分の生活を自分でデザインしよう

大学生は自由、といわれますが、正確にいうと、大学生は自由度が高い、です。大学生にも、一年で必要な単位を取得する、といった制約があります。ただ、その制約がある中で、講義、サークル活動、趣味、バイト、ビジネス、交際、旅行、留学などを、自分で設計 (デザイン) できるんです。自分の生活を、自分で素敵にデザインしてください。

2. 時間の大切さを知ろう

自由度が高い、とはいっても、一日は24時間しかありません。ただ、8時間睡眠して、衣食住(食事・風呂など)に3時間使ったとしても、まだ13時間もあります。この時間をどう使うかは皆さん次第です。

ちなみに、明治大学では1講義あたり、100分授業が14回あります。合計時間は

100分×14 = 1400 分

です。

次に、5分について考えてみましょう。短すぎてあまり気にしない時間かもしれません。でも、一年365日、一日あたり5分あるとすると、

5分×365 = 1825 分

にもなります。1講義あたりの時間以上になるんです。

たとえば、通学など移動に電車を使うとき、その中の5分だけでも本を読めば、読んでない人と比べて、一年で1講義以上の知識の差が出ます。

本を読むだけでなく、スマホでニュースをチェックしたり、SNSで発信したり。たかがスキマ時間、されどスキマ時間。自分なりにスキマ時間を活用してください。

3. とりあえずやってみよう

すでに興味のあることが見つかっている人はいいですが、これから興味のあることを見つける人もいると思います。そんな人には、とりあえずやってみることをオススメします。

とりあえず始めてみたり、とりあえずサークルに入ってみたり、バイトの申込をしてみたり、です。ネットで調べたり本で読んだりしただけでは、本当に興味があるかどうかわからないことが多いです。

とりあえずやってみて、自分には合わないな、と感じたら止めてしまえばいいのです。

4. 新しい何かを始める前に、古い何かをやめよう

何か新しいことを長続きさせるコツは、始める前に、今やっている何かをやめることです。一日は24時間しかありませんので、予定を追加するだけだといずれイッパイイッパイになってしまいます。その結果、せっかく新しいことを始めても、時間がないな、となりやめてしまうのです。

まずは、これまで続けてきた何か、もうやらなくていいな、と思うものをやめて、時間にゆとりを作るとよいです。

また、あらかじめ自分のスケジュールに暇をたくさん作っておくと、新しいことを始めやすくなります。これもオススメです。

5. 選択肢が増えていることをうまく利用しよう

わたしが大学一年生の頃は、スマホがありませんでした。なので、一人で電車で移動するときは、本を読むかウォークマンで何か聴くか、でした。でも今はスマホでなんでもできますね。

今は、娯楽・エンタメを含めて、皆さんの時間を使う選択肢が増えています。誘惑が増えた、ともいえますが、選択肢が増えた、といったほうが前向きです。

先に述べたように、とりあえずやってみて、自分に合わないようだったらやめる、を繰り返すことで、自分の興味があることが見つけやすいです。

6. 知識を得るより知識を結びつけよう

新しい知識を得るのは、自分に知識を足していく、足し算です。2つの分野の知識を結びつけるのは、相乗効果があり、掛け算です。

脚力を杖で、視力をメガネ・コンタクトレンズで、聴力を補聴器で補えるように、知識はスマホ・Google検索で補えるようになってきました。これからは知識を得るよりも、知識を結びつけて相乗効果を生み出すことのほうが重要になってきます。

7. インプットしたらすぐにアウトプットしよう

アウトプットの重要性についてはこちらに書いたとおりです。

どんどんアウトプットして、知識・(研究)成果をシェアしまくろう~アウトプットの7つのメリット、その手段~ [研究室の学生向け]
学生の皆さん、とりあえず今年一年、知識をインプットして活用するだけでなく、新たな研究の成果・知識については、どんどんアウトプットして、シェア...

講義などでインプットしたら、SNS・ブログ・noteなどでどんどんアウトプットしましょう!

8. 一つの分野を極めよう

化学の中にも、有機化学・無機化学・物理化学・生物化学・分析化学・化学工学など、多くの分野に分かれています。自分の興味のある分野を、4年間で一つ極めましょう。

極めれば極めるほど、あなたを必要とする人が表れてきます。また、一つの分野を極めると、もう一つの分野へも入りやすく理解しやすくなります。

9. 理学と工学の違いを考えながら学ぼう

理学は 「分かる」 ための学問、工学は 「決める」 ための学問です。理工学部の応用化学科では、理学的な講義・実験と工学的な講義・実験が混じっています。理学と工学の違いを考えながら講義を受けたり実験をすると理解しやすくなるかもしれません。

以上です。

質問やコメントなどありましたら、twitter, facebook, メールなどでご連絡いただけるとうれしいです。

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