研究発表をする際などにプレゼンをすることになります。内容についてはこちらに書いた通りです。

学会での研究発表 (口頭) の一般的な流れ
学生のころから学会において研究発表をする人もいらっしゃると思います。今回は、学会発表での話の流れについてまとめました。人や場面によって多少変わることもありますが、一般的な流れはこちらです。 自己紹介 発表の概要 背景 問題点 目的 方針 手...
スライドを作る際に注意することの一つとして、同じタイトルのスライドを2枚以上作らない、という点があります。
発表時間は限られており、短い時間で効果的・効率的に聴講者に研究内容を伝えることが求められます。聴講者が理解しやすいスライドを作成する観点から、情報の重複は避けるべきです。重複した情報があったとしたら、その分 別の情報を盛り込めたということになります。
スライドのタイトルは、まさにスライドの最初に聴講者が見る情報であり、非常に重要な情報の一つです。この情報が重複していると、せっかく毎回最初に見ていただくにもかかわらず、同じ情報しか伝えられず、もったいないです。例えば、「結果と考察」というスライドが続いていると、本来であればその部分にどのような結果を示すのか、どのような考察を与えるのかを盛り込めるにもかかわらず、情報が重複して無駄と言えます。
研究発表は、発表すること自体が大事なのではなく、相手にどれだけ伝えられるかが大事です。この観点から、発表時間内にできるだけ相手に伝えられるスライド作りを心がけましょう。
以上です。
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