スペクトル解析のときや、時系列データを扱うときの話です。
いくつかの点でスペクトルデータと時系列データは似ています。たとえば、隣同士の値が似ているっていう点ですね。他にも、データにノイズが含まれるという点も共通した特徴です。
このようにスペクトルデータと時系列データとが共通した特徴を持っていることから、同じようなデータの前処理により、その後の回帰モデルやクラス分類モデルの構築において、推定性能を向上させる試みがあります。
今回は、そのようなスペクトル・時系列データの前処理の方法として、平滑化 (スムージング) と微分を紹介します。データの前処理法のpdfファイルはこちらから、パワーポイント(pptx)ファイルはこちらからダウンロードできます。
pdfもスライドも自由にご利用ください。
興味のある方はぜひ参考にしていただき、どこかで使いたい方は遠慮なくご利用ください。
スライドのタイトル
- スペクトルデータの特徴
- 時系列データの特徴
- スペクトル・時系列データ
- スペクトル・時系列データの前処理
- 単純移動平均 (スペクトルデータ)
- 単純移動平均 (時系列データ)
- 線形加重移動平均 (スペクトルデータ)
- 線形加重移動平均 (時系列データ)
- 指数加重移動平均 (スペクトルデータ)
- 指数加重移動平均 (時系列データ)
- 微分
- Savitzky-Golay (SG) 法
- SG法の例
- SG法 (スペクトルデータ)
- SG法 (時系列データ)
- 手法・ハイパーパラメータ・微分次数はどうする?
- ① モデルの検証による選択
- ① モデルの検証による選択 特徴
- ② ノイズの正規分布性による選択
- ② ノイズの正規分布性による選択 特徴
以上です。
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