お話で届けるのは平等(equality)なもの、文章で届けるのは公正(equity)なもの~お話(講義・講演・講習会)と文章(テキスト・本・連載・記事・論文)での説明の仕方の違い~ 大学で講義をしたり、企業やいろいろなイベントで講習会をしたり、実験や演習用のテキストを書いたり、本を書いたり、連載記事を書いたり、いろいろな形式で “教える” を実践しています。また、研究成果は学会などで発表したり論文の形で報告したりしてい... 2019.12.08 研究室研究発表講義雑記
学生の研究に対するモチベーションを上げるために、学生への説明をどのように工夫しているか 「ブログ読んでます!」 「ウェブサイト参考にしています!」 とおっしゃっていただく方々もいらっしゃり、うれしい限りでございます。その中でも、ウェブサイトの記事を読んで、データ解析・機械学習やケモインフォマティクス・マテリアルズインフォマティ... 2019.11.17 研究室雑記
研究者が資本(資産)を形成するためのフレームワーク 研究者が研究成果を出し続けるためには、”資本” が必要です。”資産” といってもよいです。資本 (資産) をつくるための考え方 (フレームワーク) についてお話します。参考にしたのは以下の本です。橘玲, 幸福の「資本」論 あなたの未来を決め... 2019.10.13 研究室雑記
やる気の出し方~やる気を出すより、まずやることが先~ やるべきことがあるのに、なかなか手が進まないこともありますよね。そんなとき、わたし金子がいつもどのようにやる気を出しているか、参考までに書きます。一言でいえば、目標をひたすら下げて、とりあえず少しだけやるです。たとえば作文して word で... 2019.09.22 雑記
本はビュッフェ! 本、特に専門書を読むときは、ビュッフェ (食べ放題バイキング) で食べるときのように、という話です。本を読みはじめるとき、必ず目的があります。本を読み終えることが目的ではないはずです。その本からどんな知識・技術を得たいのか、本を読んだ後にそ... 2019.07.21 研究室雑記
いろいろなオノマトペ(擬声語)を理解できる理由は具体化と抽象化にあり!この考え方は言葉の意味を説明するときにも使える! お話しするとき、ついついオノマトペ (擬声語) を使ってしまう人も多いと思います。オノマトペは、くねくね とか ツルツル とか ほんわか とか、状態や感情などの本来は音にならないものを、言葉で模倣したものです。会話の中でよく出てきますよね。... 2019.01.21 雑記
大学教員のお仕事内容をチラ見してみよう! タイトルの通りで、わたし 金子を例にして、大学教員が普段どんなお仕事をしているのか、書ける範囲で公開します。たまに、「学生が夏休みのときは大学教員も休みなんですよね、いいですね~」 みたいに誤解されている方もいらっしゃいます。ただ実際は、学... 2018.11.11 雑記
お酒の話、関係者の前でもできる飲み方を お酒が好きです。ビール・日本酒・焼酎・ワインなど、それぞれ美味しいだけでなく、飲むことで血中アルコール濃度が上がり、なんだか楽しい気分になったり、その場にいる人たちと盛り上がったりすることも含めて好きです。ただ一方で、(少なくとも日本では)... 2018.10.20 研究室雑記
学生と話すときの心がまえ~2つの先入観(バイアス)を意識する~ 学生と話すとき、2つの先入観もしくはバイアスを意識しています。1. 大学でやることは難しいという先入観学生の中には、数式を見ただけで、ギブアップ!の人もいます。微分・積分はよくわからない、統計はとっつきにくい、パソコンは難しい、研究は優秀な... 2018.10.14 研究室講義雑記
研究は、他の研究者が築いた信用の上に成り立っている、気付きにくいけれど だいたいの日本人は、(もちろんお金をもっていれば) コンビニで気楽におにぎりを買い、食べることができます。これは、日本のコンビニであれば 危ないおにぎりはないし 平均的にどれも美味しいはず、といったコンビニに対する “信用” があるからです... 2018.10.13 研究室雑記