質問のしかた~わからないことを聞いたり、自分の考えを持って議論したり~

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学会とか研究会とかにいくと、発表や講演のあとに質疑応答の時間があります。そこで、参加者は発表者・講演者に質問することができるのです。質問によっては、新しい気付き・発見があったり、議論が盛り上がったりします。

わたしも学生のとき最初はそうでしたが、特に学生はなかなか手を上げて質問することが難しいようです。恥ずかしかったり、簡単な質問をして他の人から馬鹿にされると思い込んでしまったり、そもそも質問する内容が思いつかなかったり。

実は、そのようなことで悩む必要はまったくありません。ただ単純に、

わからなかったことを質問する

それだけでよいのです。2、3個わからないことがあったら全部聞いてしまいましょう!

自分がわからないと思ったことは、だいたい8割くらいの人もわからないものです。その人たちが学生であろうが、社会人であろうが、大学の先生であろうが、同じことです。学生のほうが大学の先生より知っていることなんて山ほどあります。

発表・講演をするとわかりますが、どんな簡単な質問・単純な質問でも、質問していただけるのはうれしいものです。質問する方に、自分の発表・講演した内容に興味をもっていただけているんだなー、と感じます。

質問者の立場としては、質問することで、自分はその発表・講演に興味がありますよ、ということを発表者・講演者に伝えることができます

では、わからなかったことがないときは質問する必要はないのでしょうか

実は、まだ質問することはあるのです。

ここから先は、発表者・講演者と議論する、ことになります。

ここで大事なのは、自分の考えをもつ、ことです。内容のこの部分についてわたしはこのように考えますがどうでしょうか、といった感じです。なので、自分の考えをもちながら発表を聴くとよいです。

もちろん、明示的に自分の考えを質問と一緒にいう必要はありません。ただ、自分の考えをもった上で質問することで、着眼点・質問内容が明確になり、答える人も答えやすいです。

議論するための質問のメリットは2つあります。

  1. 視点を変える
  2. アイデアになる

発表者・講演者の考えと、質問者の考えとがまったく同じになることはほとんどありえませんので、新たな気づきになりえます。これは、発表者・講演者にとっても、その発表・講演に参加していた人たちにとっても、です。また、このような質問は答える人も楽しいものです。

ただ、視点を変えたりアイデアになったりする答える人も楽しい質問を、いきなりすることは難しいと思います。なので、どんどん質問して、質問の練習をしましょう!よい質問とか、わるい質問とか考えず、とりあえず質問するのです。あとで振り返って反省して、次の質問に生かせばよいのです。

ひとつだけ注意点をあげるとすれば、長々と自分語りをしないほうがよいです。もちろん自分の考えを伝えるという意味で話すのは OK ですが、シンプルに伝えることを心がけましょう。あまり長いと、何をききたいのかわからなくなってしまいます。

とにかく、たくさん質問して、場数をふむのが大事だと思います!

以上です。

質問やコメントなどありましたら、twitter, facebook, メールなどでご連絡いただけるとうれしいです。

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