やるべきことがあるのに、なかなか手が進まないこともありますよね。そんなとき、わたし金子がいつもどのようにやる気を出しているか、参考までに書きます。一言でいえば、
目標をひたすら下げて、とりあえず少しだけやる
です。
たとえば作文して word で資料をつくることがあります。このときは、まず (空の) word ファイルを作って開くことを目標にします。いきなり作文するのはやる気がないとできないかもしれませんが、一つファイルを作るだけなら、頭も使いませんし、できると思います。とりあえず、適当なフォルダをつくって、そこに空の word ファイルを適当に名前をつけて作成します。これを開いて、目標クリアです。
次の目標は、関係ある単語を一つ書くことです。一つ書いてクリアです。
次は、1 行だけ、適当な文章でもいいので書くことを目標とします。書けたら、さらに 1 行書くことを目標にします。このように、とても小さな目標を設定して、それをクリアすることを繰り返していくと、やる気が出てきて筆が進むようになります。
定期試験などの採点するときも、100 枚以上ある場合、すべてやろうとすると、やる気がないとできませんので、まずは 1 枚だけ出します。そして、その人の最初の問題だけ採点することを目標とします。目標をクリアしたら、次の 1 問を採点することを目標とします。このようにすることで、採点するやる気が出てきて、サクサク進むようになります。
以上のように、目標をひたすら低くして、いったんやってみて、それができたらまた次の低い目標を設定して、クリアする、といったことを繰り返すことで、やる気が出るようになります。いくつも目標をクリアしていくうちに、やる気が出てくるイメージですかね。
わたしの経験にもとづくものですが、やる気は、やっているときでないと出てきません。本末転倒なようですが、仕方ありません。なので、やる気を出すことではなく、やることが先なわけです。
作文や書類の作成など、研究者・教育者として、やらなければならないこともあります。やらなきゃいけないことはわかっているにもかかわらず、いろいろと理由をつけて先延ばしにしたり、とりあえず気分転換としょうしてお菓子を食べたり運動したり、なんてこともあるかもしれません。それでもやる気がでないときは、参考にしていただけると幸いです。
以上です。
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