サポートベクター回帰(Support Vector Regression, SVR)について、pdfとパワーポイントの資料を作成しました。データセットが与えられたときに、SVRで何ができるか、SVRの特徴、どのように計算するかが説明されています。pdfもスライドも自由にご利用ください。
pdfファイルはこちらから、パワーポイント(pptx)ファイルはこちらからダウンロードできます。
興味のある方はぜひ参考にしていただき、どこかで使いたい方は遠慮なくご利用ください。
ちなみに、SVRのハイパーパラメータ C・ε・γ を高速に最適化する方法はこちらです。
[Pythonコードあり] サポートベクター回帰(Support Vector Regression, SVR)のハイパーパラメータを高速に最適化する方法
サポートベクター回帰 (Support Vector Regression, SVR) は、こちら:サポートベクター回帰(Support Vector Regression, SVR)~サンプル数10000以下ならこれを使うべし!~ にある...
SVRの概要
- 線形の回帰分析手法
- サポートベクターマシン (SVM) を回帰分析に応用
- 目的変数の誤差に加えて、それぞれ以下の項を最小化することで、過学習を防ぐ
- リッジ回帰 (RR)・LASSO・Elastic Net (EN) と同じ
- 誤差に不感帯を設けることでノイズの影響を受けにくい
- カーネルトリックにより非線形の回帰モデルに
スライドのタイトル
- サポートベクター回帰 (SVR) とは?
- 基本的にSVRは線形の回帰分析手法
- 回帰係数 b
- 非線形の回帰モデルへ
- SVMとSVRとの比較
- SVRの誤差関数
- スラック変数
- RR・LASSO・EN との関係
- Lagrangeの未定乗数法
- 偏微分して0
- G の変形
- カーネル関数の例
- α を求める
- 二次計画問題
- SVRの回帰式
- サポートベクターとは
- c の計算
- SVRのまとめ・特徴
- C, ε, γ の決め方
参考資料
- C.M. ビショップ,パターン認識と機械学習 下, 丸善出版 (2012)
SVRのPythonのプログラムは、こちらの課題16をご参照ください。
以上です。
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