金子は応用化学科の学生実験の中で、
- 応用化学実験4機器実験4
- 化学情報実験D
を担当しています。どちらも3年生の実験です。
それぞれ、2017年度における学生の実験の進め方は以下のとおりです。
当日までに予習する
↓
説明①を聞く
↓
実験①をする
↓
説明②を聞く
↓
実験②をする
↓
・・・
このように、実験当日は、金子が説明をしてから学生たちが実験をする、というのを繰り返しながら進めていました。きっと他の応用化学実験・化学情報実験も同じような感じかと思います。
実は、2017年度秋学期、実験一日ごとに、実験の進行の仕方や説明の仕方について、”実験” していました。いろいろと試行錯誤しながら、よりよい実験の進め方を模索していたわけです。特にウェットな実験をする応用化学実験4機器実験4ですね。大会つくったり、いろいろと・・・。もちろんこの模索は、これからも続けていきます。
ただ、こちらで説明してから、学生が実験をする、という流れは同じでした。
もちろん、このような進め方において、特に実験中の問題はありませでした。ただ、着目すべきは、学生の “予習” です。学生が丁寧に予習して、当日の実験内容を把握できていたら、当日の金子からの説明はいらなくなるわけです!説明が 0 になることはないにしても、説明に割く時間を減らすことができれば、その分、学生たちは実験する時間を増やすことができます。
来年度 (2018年度) の学生実験で目指すことはこれです。
そのために必要なのは、学生が予習をしやすい実験テキストと考えます!
というわけで、そのようなテキスト作成に取りかかります。ここで宣言しておくことで、”テキスト改訂をしない” という退路を断ったわけです。がんばります。
もちろん、学生によっては、実験テキストを読んだだけでは理解できない場合もあります。そのとき、基本的には Google などを活用して学生自身で調べることになります。わからないことはググりましょう。ただ、それでもわからないとき、当日までに質問してもらうようにします。その質問に答える形で、当日の説明を進めるわけです。他の説明は、必要最低限の実験中の注意に止めようと思っています。
なので、2018年度の金子が担当する応用化学実験・化学情報実験で学生がやることを、
当日までに予習する
↓
質問を金子に送る
↓
質問の回答を聞く
↓
実験の注意点を聞く
↓
実験をする
にしたいと思います。質問の受付は、Oh-o! Meiji にするか Googleフォームにするかって感じです。
というわけで、来年度へ向けた実験テキスト修正の宣言でした。レポートの課題も新しくしたいと思います。
以上です。
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