アルバイトのメリット・デメリット、時間やストックも考えよう!

主に学生に向けたお話です。勉強や研究だけでなく、一緒にアルバイトをしている学生もいらっしゃると思います。家庭教師、塾講師、コンビニの店員、飲食店のホール、パン屋さんなど、いろいろアルバイトがあります。ここではアルバイトのメリットとデメリット整理します。これからのアルバイトについて考えるきっかけになればと思います。

アルバイトのメリットは、大きく分けて以下の三つと考えます。

 

  1. お金がもらえる
  2. やっていて楽しい (フロー)
  3. 知的財産として残る (ストック)

 

わかりやすいのは 1. のお金ですね。働いた時間分だけ、時給をかけ算したお金をもらえます。多くの人がこれを目的にアルバイトをしていると思います。ただ一方で、バイトのメリットはお金だけではありません。

特に好きなバイトをしている方は、そのバイトをやっている時間そのものが楽しいでしょう。趣味と同じです。勉強や研究の合間に、とてもよい気分転換になります。

ただ、この楽しい時間は、バイトの時間が経てば終わってしまい、一時の快楽ともいえます。流れてしまうもの、フローです。一方で、バイトのあとでも、知的財産として残るものもあります。経験、知識、技術、人脈などです。家庭教師や塾講師として、生徒に教える経験をして、教える技術を身につけたり、コンビニの店員として小売業のしくみを学んだり、飲食店で調理する技術を高めたりします。バイト仲間と、就活のときに一緒に活動することもあるかもしれません。さらに、身につけたものを抽象化することで、別のことに転用できたりします。例えば塾講師で、人に教える技術だけでなく、それを抽象化することで、人のモチベーション上げるではどうすればよいか、といったことも学べると思います。抽象化して得られることも含めて、知的資産として広く捉えておいた方がよいでしょう。

一方で、デメリットはバイトの時間により自分の時間が奪われることです。バイトをしている時間は、バイトをしなければ、他の活動に有効に活用できるかもしれません。またバイトの後に疲れて、その次の時間が奪われてしまうこともあります。

以上のメリット・デメリットをふまえながら、バイトをするかしないか、バイトをするならば何をするか、選択するとよいでしょう。

アルバイトのメリットとして 1. のお金しかないとき、お金だけでいえばバイトでもらえるお金より、卒業後・修了後に就職してもらえるお金のほうが多いことが多いです。例えば、就職してバイトのときから時給換算で2倍に増えれば、同じお金を稼ぐための時間は 1/2 で済みます。残りの時間を有効に活用できるでしょう。そのため、バイトで稼ぐ必要のあるお金を奨学金として借りておいて、働けるようになったらバイトの倍速で返す、というのも一つの手です。バイトのメリットがお金だけである方は、見直した方がよいかもしれません。

一方でメリットの 2. 3. には、バイトでしか得られないものもあります。趣味のように楽しくバイトすれば生活に華ができます。また、バイトをやるからにはストックになるものがあるとよいでしょう。バイトによって世界が広がったり、経験、知識、技術、人脈など身につけたりして、今後の人生が開けるようなことになるとよいですね。

 

以上です。

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