一つのことを没頭する人、バランスをとる人

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一つのことをやると決めたら、寝る時間以外はそれに没頭する人もいれば、そのことだけでなく趣味などの他の時間とバランスをとってやる人もいます。多くの人は、それらの間のグラデーションの中にいらっしゃると思います。また人生の中でも、グラデーションの中の立ち位置は、時期によって変わるでしょう。一つを没頭する人とバランスをとる人で、どちらの方が良いとか悪いとかの話ではなく、人のスタンスの話です。

私は以前、睡眠とシャワーのみ、場合によってはシャワーのみでしか自宅に帰らず、四六時中研究している生活をしているときが、数年ありました。誰かから言われて強制的にその生活をしていたわけではなく、自分がやりたいことをやった結果、そうなっていました。その時期は夢中になってやっていたので何も思いませんでしたが、今になっては、体を壊さなくて良かったな、と思います (ちなみに、数ヵ月でしたが大学受験のときも受験勉強に没頭していました。これが最初かもしれません)。

研究に没頭していた後、家族ができてバランス型の生活に少し寄りましたが、研究に没頭していたからこそ達成した研究成果は貴重な知的財産ですし、また自分の限界を知るという意味でも突き抜けた生活をしていてよかったと感じます。バランス型に移行したときは、そのときの自分の限界のパフォーマンスを落とさずに、短い時間でいかに達成できるかを考えて工夫しました。

一つのことを没頭してやるか、他とのバランスを取ってやるか、それらの間のどこにいるかは人のそれぞれのスタンスです。ただ、一度は突き抜けて没頭してやる期間があると、自分の限界を知れたり、見える世界も変わったり、その後の人生の参考になったりするのかな、とも思います。

働き方改革で多くの人が救われたと思いますが、一方で、たくさん仕事をしたい人にとっては、時間を使うことはやりにくくなったのかもしれません。そういった人は工夫する必要がありそうです。

以上です。

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