金子研の学生 3 人と、就活や大学院進学について座談会をしました。登場する 3 人は以下のとおりです。
- M2 小島・・・学部生の頃に就活するも、気が変わって大学院に進学。M2の学生として就活中
- M1 江尾・・・大学院に進学
- 社会人一年目 (2018年度B4) 高野・・・学部生で就活し、無事に就職
3 人 + 金子で、
- 就活した理由
- 大学院に進学した理由
- 就活で大変だったこと・役立ったこと・やっておいてよかったこと
- 金子研であることの就活中のメリット・デメリット
について話し合いました。特に就活や大学院進学について悩む学生たちにとって、少しでも参考になればと思います。
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金子: 今日は集まってもらってありがとうございます。就活や大学院進学についてざっくばらんに話し合いたいと思います。よろしくお願いします。
小島・江尾・高野: よろしくお願いします。
金子: 会話の潤滑油として飲み物も用意したので、適当に飲みながら話し合いましょう。
小島・江尾・高野: ありがとうございます!
どうして就活したの?
金子: 高野は就職したい企業があって就活していたと思うけど、そもそもどうして就活したの?
高野: もともと食品系の研究職に興味があったからです。明治大学理工学部応用化学科にしたのも、卒業生に食品系の企業に就職している方々がいらっしゃったり、食品だったら化学でしょ!って思ったりしたからでした。
小島: 大学院に進学は考えなかったの?
高野: 考えてました。もともと、8割くらいは大学院に進学する気持ちがあったのですが、就職したい企業もあったので、そこに入れるなら・・・といった気持ちで就活していました。それに落ちたら大学院に進学していたと思います。
金子: 希望する企業に就職できてよかったよね。ちなみに小島も学部生のときに就活していたと思うけど、どうして就活してたの?
小島: 就職したい、企業で働きたい、というよりは、化学とは別の世界に身を置いてみたかった、というのが強いですね。なので企業を選ぶときも、風土とか働き方とか、目標になる人がいるかとかを重視しました。
(化学とは別の世界に身を置いてみたかった小島)
江尾: 実は自分も就活してました。
金子: してたんだ。
(実は就活していた江尾)
江尾: はい、ただほとんど大学院進学を考えていたので、興味のある企業だけに絞って少しだけです。修士で就活するときにも役立つかと思いまして。
どうして大学院に進学したの?
金子: じゃあ逆に、どうして大学院進学を考えていたのかな?
江尾: 大学に入るときから、創薬・製薬や化粧品に興味がありまして、それに関係する研究をしたいと考えてました。研究職につくなら大学院に進学かな、と思ったからです。
高野: 自分も食品関係の研究職に興味があったので、研究職なら大学院いってからってことで進学を考えてました。結果的に、学部卒でも研究職になれる企業に内定をいただいて進学しなったのですが。
小島: 自分の場合は少し特殊ですね。もともと大学院進学は考えてなくて、3年生から普通に就活していました。金子研で研究するうちに、この研究は化学以外でもいろいろな分野に応用できそうだな、ということで、大学院に進学してじっくり取り組みたいと考えました。それで就活やめて大学院進学になったわけです。
金子: みんな、大学院進学についてしっかり考えをもってたんだね。わたしが学部生のときは、とりあえず大学院進学、って感じであまり深く考えていなかったよ。。。
就活で何が一番大変だった?そんな中で役立ったことは?
金子: ちなみに就活していたときは何が一番大変だった?
高野: エントリーの数は少なかったのですが、大学院進学を考えながらの就活だったので、SPIの対策とかES (エントリーシート) とか事前準備が大変でした。基本的に直前に追い込んで頑張りました。早めに準備しておけばよかったです。
金子: そんなときに何が役立った?
高野: SPI は本で準備しました。あと ES は明治大学の就職キャリア支援センターで添削していただけるんですよ。面接対策は基本的に本とかネットとかでやったのですが、就職キャリア支援センターに明治大学の OBOG の就活体験記の膨大なデータベースがあって、面接で聞かれた質問とか、かなり参考になりました。面接の練習もしていただけます。
金子: それは就活している人にとってうれしいよね。
就活の中で、これをやっておいてよかったー!ってことは?
金子: 逆に、就活している中で、これはやっておいてよかった、ってことある?
小島: 自分はSPIの試験を1月ころに受けたんですけど、早めに受けておいてよかったです。就活が忙しくなったときに他のことに集中できました。
金子: 早めの対策、大事だよね。高野は?
高野: ちょっと違うかもしれないんですけど、自分の中に “やるからには全力でやりきる” っていうモットーがありまして、これまでの行動もそのモットーに基づいてるんですよ。なので ES を書くときとか具体例を書きやすかったです。
金子: わかる気がする。
(モットーとともに生きる男、高野)
小島: 自分のいろいろなエピソードから、共通することを探すことで自己分析するってやり方もあるけど、モットーがあると確かに ES とか書きやすそうだね。
就活における金子研のメリット・デメリットは?
金子: ちなみに、就活していて金子研であることのメリットとかデメリットとか何がある?
高野: うーん、とりあえずデメリットはないですね。
金子: ほんとに?自画自賛だけになっちゃうからデメリットがあるとバランスがとれるんだけど。
高野: ないっすね。
小島: 自分もないです。
金子: まあいいか。メリットは?
高野: コアタイムがないのがよかったです。自由に予定を決められました。
小島: それは自分もメリットだと思いました。あと、金子研でやってることは、化学の分野の中でも珍しいので、研究内容の説明をしやすかったです。相手にも興味をもってもらえましたし。
金子: なるほどね、予定が決めやすいのはいいよね。あと、これから金子研に配属になる未来の後輩が、就活しやすくするためにも、研究がんばっていきましょう!
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座談会の報告は以上です。就活にも大学院進学にもいろいろな考えがあることがわかりました。金子研において、就活しやすいと感じているようでそれもよかったです。
明治大学応用化学科の 3 年生で、就活や大学院進学についてもっと話を聞きたい方は、遠慮なく金子に連絡をください!
(別の予定が終わった M2 菅野も合流し、座談会は続く・・・)
以上です。
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