今回は、T2統計量・Q統計量についてです。主成分分析 (Principal Component Analysis, PCA) を行ったあとに、異常値を検出したり、モデルの適用範囲・適用領域 (Applicability Domain, AD) を設定したりする方法です。
そんなT2統計量・Q統計量について、pdfとパワーポイントの資料を作成しました。T2統計量・Q統計量の具体例や計算方法について説明されています。pdfもスライドも自由にご利用ください。
pdfファイルはこちらから、パワーポイント(pptx)ファイルはこちらからダウンロードできます。
興味のある方はぜひ参考にしていただき、どこかで使いたい方は遠慮なくご利用ください。
T2統計量・Q統計量の概要
- データに基づいた異常検出・異常診断に用いられる
- モデルの適用範囲 (Applicability Domain, AD) の設定にも利用できる
モデルの適用範囲・モデルの適用領域 (Applicability Domain, AD) ~回帰モデル・クラス分類モデルを使うとき必須となる概念~
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- T2統計量・ Q統計量は主成分分析 (Principal Component Analysis, PCA) に基づく
主成分分析(Principal Component Analysis, PCA)~データセットの見える化・可視化といったらまずはこれ!~
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- T2統計量は、標準化 (オートスケーリング) した第 m 主成分までの、原点からの距離の二乗
- Q統計量は、第 m 主成分までで表せなかった部分の大きさ
スライドのタイトル
- T2統計量・Q統計量とは?
- 単変量プロセス管理
- 2つのプロセス変数の相関が強い場合
- 多変量プロセス管理
- 主成分分析(PCA)
- PCA の例
- T2統計量
- T2統計量の計算
- Q統計量:PCAで表現できない部分
- Q統計量の計算
- T2統計量・Q統計量の使い方
- モデルの適用範囲 (AD)
- Q統計量で異常に関与する変数の診断
以上です。
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