タイトルの通りで、わたし 金子を例にして、大学教員が普段どんなお仕事をしているのか、書ける範囲で公開します。たまに、「学生が夏休みのときは大学教員も休みなんですよね、いいですね~」 みたいに誤解されている方もいらっしゃいます。ただ実際は、学生が休みのときは講義・実験はありませんが、それ以外の仕事に注力しています。
そんな感じで、ぜひ大学教員を身近に感じてもらえたらと思います!また、大学教員を目指す方々にも参考になればと思います。
一応、学内・学外に分けましたが、境界線はあいまいで適当ですので、参考までに。
学内
- 講義
- 実験
- 講義準備 (資料準備など)
- 実験準備 (資料準備・機器調整など)
- 学生の提出物チェック
- 学生レポートの採点
- 学生の質問等への対応
- 来年度に向けたテキスト執筆
- 学生の研究進捗のチェック
- 学生の論文チェック
- 学生の要旨チェック
- 学生の発表資料 (スライド・ポスターなど) チェック
- 学生のお悩み相談
- 論文調査
- 研究テーマ発掘
- 来年度のテーマに向けた事前解析
- 来年度のテーマに向けた実験準備
- 独自テーマに関する解析
- 共同研究テーマに関する解析
- 校務 (会議・打合せ・資料作成など)
学外
- 論文の執筆
- 本の執筆
- 連載記事の執筆
- 講演・研究発表
- プレゼン資料作成 (スライド・ポスターなど)
- 研究室ウェブサイト管理
- オンラインサロン管理
- 論文の査読
- 本の査読
- 論文誌の編集者としての対応
- 予算管理
- 物品購入・管理
- 出張準備 (学生含む)
- 予算申請
- セミナー・講習会など (資料作成含む)
- いろいろな打合せ (共同研究など)
- 打合せ (共同研究とか)
- コンサルティング対応
- 学外会議
以上の項目がお仕事内容です。いろいろな種類の仕事がありますので、飽きが来ないです。それぞれポコポコ出てきたり消えたりしますので、すべてを一緒にやることはありませんが、普段は8~9割くらいを並行して進めている感じです。なので、大学教員になる人は、マルチタスクで仕事を進められたほうがよいかもしれませんね。
以上です。
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