ベイズ最適化で期待できること

材料の活性・物性・特性は、化学構造だけで変化するものではなく、材料の作り方、つまり実験条件や製造条件によっても変化します。例えば高分子設計において、単量体 (モノマー) の化学構造だけでなく、そのモノマーの種類・組成比や、反応温度や反応時間...

サンプルを集めるときに意識するとよいこと [データベース作成]

分子設計や材料設計をするときや、プラントにおいてソフトセンサーを検討しようとするとき、 (分子設計・材料設計・ソフトセンサーについてはこちら) それぞれ、何らかの数値モデルを構築することになります。データ解析・機械学習を駆使してモデルを構築...

質問への回答の仕方 アドバンス編~心構えとして、相手の課題を解決して満足度を上げることを考える~

研究発表や講演における質問の答え方として、テクニック的なことはこちらに書きました。 今回は、質問への回答の仕方のアドバンス編として、回答するときの心構えについて説明します。ただ、アドバンス編としての心構えですので、十分に上のテクニックができ...

プログラミングを始めるときに入門書を使うべきか、使わないべきか

「プログラミングをはじめたいのですが、入門書はどれがよいですか?」 「学生が使っているプログラミングの入門書はどれですか?」 といった質問をよくいただきます。実は、金子研でオススメのプログラミング入門書があるわけではなく、学生に入門書を使う...

新たなアンサンブル学習法を開発しました![金子研論文][Pythonプログラム付き]

昨年度の金子研の四年生が主に研究していたテーマの成果が、Journal of Computer Chemistry, Japan にて論文公開になりました。タイトルは モデルの適用範囲の考慮したアンサンブル学習法の開発 です。下の URL ...

2019年度金子研オンラインサロンメンバー限定 データ化学工学研究室(金子研究室)成果報告会を終えて

一年に一度の、金子研オンラインサロンメンバー限定のデータ化学工学研究室 (金子研究室) 成果報告会です。2019 年度は 1 月 28日 (火) に行ってまいりました。最終的なプログラムは以下のとおりです。 === 金子研オンラインサロンメ...

研究助成金を出すことを考えています。1人あたり 100 万円、合計3人といった感じです。あとはどのようにやるかです

タイトルの通り、研究助成金を実験系の研究者に出すことを考えています。以下は考えていることのメモです。 1人あたり 100 万円 合計3人 実験をする研究限定にする 申請者本人が実験する 申請書には以下をを書いていただく 研究目的 研究計画 ...

新たに時間を作る方法

時間を作るぞ!、という話をしました。 ただ作るぞ!、といっているだけでは作れませんので、具体的な方法を考える必要があります。新たな時間を作るやり方として、4つを考えており、これから説明します。といいますか、他の方法で時間を作るのは難しいのか...

金子研のゼミで、学生たちによく質問していること、それを通して伝えたいこと

データ化学工学研究室 (金子研) では一週間に一度、ゼミにおいて学生ごとの研究の進捗を報告してもらっています。学生ごとに報告してもらったあとは、他の学生たちやわたしが、質問やコメント・アドバイスをして、研究内容について議論します。 わたしか...

化合物における三次元の化学構造の扱い、構造最適化計算のメリット・デメリット

化合物データの解析をすることを考えます。化合物の化学構造や物性・活性・特性が大事になります。 化合物の物性・活性・特性や化学構造の扱いについてはこちらをご覧ください。 化合物において、その化学構造の特徴を数値化し、数値化したものと物性・活性...
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