データ解析

記述子の計算結果を保存する(データベース化する)ときの3つの注意点

化学構造から構造記述子やフィンガープリントなどを計算するときの話です。たとえば mol ファイルや sdf ファイルから、次のようなパッケージやソフトウェアを用いて記述子を計算できます。 RDKit Mordred PaDEL DRAGON...

モデルがどれくらい外挿できるか (モデルの適用範囲の外をどのくらい予測できる) の検証方法

回帰モデルでもクラス分類モデルでも、モデルを構築したら、そのモデルでどれくらいの外挿ができるか、つまりモデルの適用範囲 (Applicability Domain, AD) の外をどのくらい予測できるのか、はとても大事です。AD はモデルが...

小さなデータセットが抱える大きな問題

サンプル数が小さいデータセットには、データ解析で回帰分析やクラス分類をするとき、とてつもなく大きな問題があります。回帰分析やクラス分類における問題というと、精度の高いモデルが構築できないことを想像するかもしれません。逆です。精度の高いモデル...

このデータセットにはどの距離を用いればよいの??~ユークリッド距離・マンハッタン距離・チェビシェフ距離・マハラノビス距離~

データ解析において、サンプル同士がどれくらい似ているか、サンプル間の類似度を調べるため、距離が用いられます。サンプル間の距離が小さい = 2つのサンプルは似ている、ということです。距離といってもいろいろあります。たとえば、ユークリッド距離・...

モデルの解釈に関する考え方・スタンス

金子研オンラインサロンにおける話題の中から一つ。Slack で機械学習によって構築されたモデルの解釈に関する質問があり、わたしが回答しました。質問や回答の詳細は伏せますが (興味のある方はオンラインサロンにご登録くださいw) モデルの解釈に...

主成分分析(Principal Component Analysis, PCA)の前に変数の標準化(オートスケーリング)をしたほうがよいのか?

変数がたくさんある多変量データを解析する前に、変数の標準化 (オートスケーリング) をすることは、こちらに書きました。データセットの可視化手法であり低次元化手法でもある主成分分析 (Principal Component Analysis,...

2018年度金子研オンラインサロンメンバー限定 データ化学工学研究室(金子研究室)成果報告会を終えて

1月29日 (火) に、金子研オンラインサロンメンバー限定のデータ化学工学研究室 (金子研究室) 成果報告会を行ってまいりました。最終的なプログラムは以下のとおりです。===金子研オンラインサロンメンバー限定2018年度データ化学工学研究室...

2018年度「化学工学特論2」の講義資料を(ほぼ)すべて公開します

2018年度の秋学期において、大学院の 「化学工学特論2」 (先取り履修可能) の講義を行いました。内容としては、プログラミング・化学工学計算・化学や化学工学のデータの解析、といったところでしょうか。ここでは、その講義資料の pdf ファイ...

モデルの推定性能を評価しても、その結果で最適化したら評価にならないので注意ですよ!

データ解析とか機械学習とかの話です。こちらの話と関連があります。たとえば回帰分析で、最小二乗法による線形重回帰分析 (Ordinary Least Squares, OLS) をしたとします。クロスバリデーションで外部データに対する OLS...

MATLAB に慣れた人が Python を始めるときの11の注意点

この記事では、MATLAB にある程度慣れている人の中で、これから Python をはじめる人を対象としています。両方ともプログラミング言語で似ているところもあるため、0 から Python をはじめるよりは MATLAB を経験していたほ...
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