ケモメトリックス

ベイズ最適化で期待できること

材料の活性・物性・特性は、化学構造だけで変化するものではなく、材料の作り方、つまり実験条件や製造条件によっても変化します。例えば高分子設計において、単量体 (モノマー) の化学構造だけでなく、そのモノマーの種類・組成比や、反応温度や反応時間...

サンプルを集めるときに意識するとよいこと [データベース作成]

分子設計や材料設計をするときや、プラントにおいてソフトセンサーを検討しようとするとき、 (分子設計・材料設計・ソフトセンサーについてはこちら) それぞれ、何らかの数値モデルを構築することになります。データ解析・機械学習を駆使してモデルを構築...

新たなアンサンブル学習法を開発しました![金子研論文][Pythonプログラム付き]

昨年度の金子研の四年生が主に研究していたテーマの成果が、Journal of Computer Chemistry, Japan にて論文公開になりました。タイトルは モデルの適用範囲の考慮したアンサンブル学習法の開発 です。下の URL ...

2019年度金子研オンラインサロンメンバー限定 データ化学工学研究室(金子研究室)成果報告会を終えて

一年に一度の、金子研オンラインサロンメンバー限定のデータ化学工学研究室 (金子研究室) 成果報告会です。2019 年度は 1 月 28日 (火) に行ってまいりました。最終的なプログラムは以下のとおりです。 === 金子研オンラインサロンメ...

化合物における三次元の化学構造の扱い、構造最適化計算のメリット・デメリット

化合物データの解析をすることを考えます。化合物の化学構造や物性・活性・特性が大事になります。 化合物の物性・活性・特性や化学構造の扱いについてはこちらをご覧ください。 化合物において、その化学構造の特徴を数値化し、数値化したものと物性・活性...

ハイパーパラメータの選択に失敗してしまったときの対処法

データ解析の基本的な流れにおいて、 基本的にクロスバリデーションしたときの推定性能が高くなるように、ハイパーパラメータを選択すると思います。 ハイパーパラメータの候補ごとにクロスバリデーションを行い、回帰分析であれば決定係数 r2 など、ク...

モデルの検証やその後における外れ値・外れサンプルの扱い

モデルの検証と、その後についての話です。 データセットをトレーニングデータとテストデータに分け、テストデータを用いて、トレーニングデータで構築されたモデルの検証をします。検証の中で、テストデータを精度良く推定できる手法 (回帰分析手法・クラ...

非線形モデルにおける特徴量の寄与の指標を有効に活用する方法

回帰モデルでもクラス分類モデルでも、モデルを構築したらそのモデルの解釈をしたくなるものです。どの説明変数 (特徴量・記述子・パラメータ) が重要なのか、説明変数が目的変数にどのように寄与しているのか、などなどです。 たとえば説明変数の重要度...

2019年度もデータ化学工学研究室(金子研究室)成果報告会をやります!

金子研の学生たちが今年度に研究した成果を報告します。成果報告会の翌週に応用化学科での四年生の卒業研究発表会がありまして、皆さん発表の完成度を上げていきますので、四年生もしっかりした発表になると思います。 成果報告会への参加費は無料です。ただ...

目的変数が複数個あるときのモデルの逆解析、結局どのサンプルを選んだらよいの??

回帰モデルやクラス分類モデルを構築したあとの、モデルの逆解析についてです。 こちらのチェックリストを確認したあとの話ですね。 モデルの逆解析のとき、目的変数が一つでしたら、その推定値がよさそうなサンプルを選んだり、ベイズ最適化で獲得関数の値...
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