雑記

お話で届けるのは平等(equality)なもの、文章で届けるのは公正(equity)なもの~お話(講義・講演・講習会)と文章(テキスト・本・連載・記事・論文)での説明の仕方の違い~

大学で講義をしたり、 企業やいろいろなイベントで講習会をしたり、 実験や演習用のテキストを書いたり、本を書いたり、 連載記事を書いたり、 いろいろな形式で “教える” を実践しています。 また、研究成果は学会などで発表したり論文の形で報告し...

学生の研究に対するモチベーションを上げるために、学生への説明をどのように工夫しているか

「ブログ読んでます!」 「ウェブサイト参考にしています!」 とおっしゃっていただく方々もいらっしゃり、うれしい限りでございます。その中でも、ウェブサイトの記事を読んで、データ解析・機械学習やケモインフォマティクス・マテリアルズインフォマティ...

研究者が資本(資産)を形成するためのフレームワーク

研究者が研究成果を出し続けるためには、”資本” が必要です。”資産” といってもよいです。資本 (資産) をつくるための考え方 (フレームワーク) についてお話します。 参考にしたのは以下の本です。 橘玲, 幸福の「資本」論 あなたの未来を...

やる気の出し方~やる気を出すより、まずやることが先~

やるべきことがあるのに、なかなか手が進まないこともありますよね。そんなとき、わたし金子がいつもどのようにやる気を出しているか、参考までに書きます。一言でいえば、 目標をひたすら下げて、とりあえず少しだけやる です。 たとえば作文して wor...

本はビュッフェ!

本、特に専門書を読むときは、ビュッフェ (食べ放題バイキング) で食べるときのように、という話です。 本を読みはじめるとき、必ず目的があります。本を読み終えることが目的ではないはずです。その本からどんな知識・技術を得たいのか、本を読んだ後に...

いろいろなオノマトペ(擬声語)を理解できる理由は具体化と抽象化にあり!この考え方は言葉の意味を説明するときにも使える!

お話しするとき、ついついオノマトペ (擬声語) を使ってしまう人も多いと思います。オノマトペは、くねくね とか ツルツル とか ほんわか とか、状態や感情などの本来は音にならないものを、言葉で模倣したものです。会話の中でよく出てきますよね。...

大学教員のお仕事内容をチラ見してみよう!

タイトルの通りで、わたし 金子を例にして、大学教員が普段どんなお仕事をしているのか、書ける範囲で公開します。たまに、「学生が夏休みのときは大学教員も休みなんですよね、いいですね~」 みたいに誤解されている方もいらっしゃいます。ただ実際は、学...

お酒の話、関係者の前でもできる飲み方を

お酒が好きです。ビール・日本酒・焼酎・ワインなど、それぞれ美味しいだけでなく、飲むことで血中アルコール濃度が上がり、なんだか楽しい気分になったり、その場にいる人たちと盛り上がったりすることも含めて好きです。 ただ一方で、(少なくとも日本では...

学生と話すときの心がまえ~2つの先入観(バイアス)を意識する~

学生と話すとき、2つの先入観もしくはバイアスを意識しています。 1. 大学でやることは難しいという先入観 学生の中には、数式を見ただけで、ギブアップ!の人もいます。微分・積分はよくわからない、統計はとっつきにくい、パソコンは難しい、研究は優...

研究は、他の研究者が築いた信用の上に成り立っている、気付きにくいけれど

だいたいの日本人は、(もちろんお金をもっていれば) コンビニで気楽におにぎりを買い、食べることができます。これは、日本のコンビニであれば 危ないおにぎりはないし 平均的にどれも美味しいはず、といったコンビニに対する “信用” があるからです...
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