研究室

変数選択・特徴量選択のときに注意すること

変数選択・特徴量選択の手法はいろいろあります。同じ値をもつサンプルの割合が大きい特徴量を削除したりとか、相関係数の絶対値が大きい特徴量の組の一つを削除したりとか、モデルの予測精度を高めるように特徴量を選択したりとか、乱数の特徴量のような目的...

研究室の役割を再考する

「研究室」といっても、ひとことで表現できるわけではなく、いろいろな側面があります。大きく分けると以下の 3 つになるでしょうか。 実験室・実験設備といった空間・設備の側面 研究費を用いて、研究成果を生み出す機関の側面 学生や教員が所属するコ...

良くない実験結果も、データ解析・機械学習するときは大事なデータです

分子設計や材料設計において、これまでの実験データを活用して、よりよい高機能性材料を達成するための化学構造や実験条件 (実験レシピ) を設計することを考えます。このウェブサイトにいろいろと書いてあるように、たとえば化合物のもつ物性や活性 Y ...

就活と大学院進学に関する座談会2020

今年も就活と大学院進学に関する座談会をやりました。ただ今回は状況が状況なので、Skype でつないだオンラインでの座談会です。ちなみに昨年度の様子はこちらをご覧ください。学生たちに質問したのは以下の内容です。 どうして就活したか? どうして...

金子研で人を雇うときの観点

もし金子研究室で人を雇うとしたら、どのような観点で人を選ぶか、のお話をします。就活でどのような人が求められるかの参考にしていただけたらと思います。もちろん、100 の企業があれば 100 以上の考え方がありますので、その中の一つくらいにお考...

内挿・外挿は、モデルの適用範囲内・適用範囲外と違いますので注意が必要です

回帰分析やクラス分類によって構築された、目的変数 Y と説明変数 X との間のモデル Y = f(X) についてです。モデルについて議論するとき、モデルはデータの外挿は予測できない、内挿しか予測できない、とか、その予測結果は内挿なの?外挿な...

研究成果をあげること、ではなく、研究成果をあげ続ける力を身につけること。金子研の方針です

データ化学工学研究室 (金子研) の方針として、学生の成長を一番に考えています。配属になる学生に最初に伝えていることは、金子研で目指していることは、学生が研究成果をあげること、ではなく、学生が研究成果をあげ続ける力をつけることということです...

モデルの精度が低いときも、モデルの逆解析ってやるべき?

いろいろと共同研究やコンサルティングをしていますとやはり多いのは、モデルの逆解析です。新たな分子を設計したり、新たな材料を作るための実験レシピやプロセスを設計したり、装置を設計したりといった話です。モデルの逆解析をするためには、もちろんモデ...

ベイズ最適化において一度に複数の実験をするときに候補を選択するシンプルな方法

ベイズ最適化において、複数の実験候補を選択するお話です。ベイズ最適化についてはこちらをご覧ください。ベイズ最適化では、以下の 1. – 4. を繰り返すことで、物性や活性などの目的変数 Y が向上したり目標値を達成したりできる、実験条件など...

[Pythonコードあり] 特徴量ごとや特徴量間に制限があるときの、モデルの逆解析用のサンプル生成

回帰モデルやクラス分類モデルを構築した後の、モデルの逆解析の話です。上の 既存のサンプルの分布に従うように、モデルの逆解析用のサンプルをたくさん生成する方法 では、既存のサンプルのデータ分布を求めて、その分布に従うようにして新たなサンプルを...
タイトルとURLをコピーしました